釣れた魚に潜んでいるかもしれない寄生虫アニサキス

アニサキス

やはり、魚につく寄生虫として有名なのが「アニサキス」でしょう。

大きさは約2~3㎝、幅約0,5~1㎝位の白い糸状の寄生虫です。魚を捌いていてパッと見てわかるときもあれば全然気がつかないことも・・・

やっぱりよく見かけるのはサバですね。サバは身が赤っぽいので見つけやすいようです。

その他にもタラ、サンマ、イカなどがよく寄生されています。

アニサキスが生きたまま人の体内に入ってしまうとアニサキス症という胃や腸の壁に突き刺さることによる腹部の強い痛み、吐き気、嘔吐などの症状が現れる可能性があります。

また、アニサキスが体内に入りアレルギー反応よる全身の腫れや呼吸困難になり最悪死亡する可能性もあります。こちらは生魚に限らず焼き魚などに残ったアニサキスの死骸やカケラなどでも症状が出るため症状が出た場合はすぐに病院へ行きましょう。

アニサキス対策

こんなに危ないなら魚なんて食べられないよ!という方!

実はアニサキスは熱を通して70℃以上で死滅するといわれており、煮たり焼いたりすれば大丈夫ということになります。
また-20℃以下で24~48時間冷凍しても死滅すると言われており、僕自身もシメサバをつくるときは最低1日は冷凍庫で寝かせるようにしています!
これなら多少は安心して魚を食べられますね!
ただし先ほども書いたようにアニサキス症は防げてもアレルギーの方は完全に防ぐことは出来ませんので魚を食べるのが好きな方はぜひこのことを覚えておいてください。

最後に

さてここまで読んでいただきありがとうございます。
散々と怖いことを書いてきましたが、魚の寄生虫はアニサキス以外にもたくさんいます。ただ見た目がちょっと気持ち悪いだけでそのほとんどが無害です。
僕も釣ってきた魚をよく捌いて食べますが見たこともないような寄生虫をよく見かけます。さすがに目視出来る範囲では取り除くようにはしていますが、今のところお腹を壊すなどの症状は出ておりません!
皆様もあんまり怖がらずに寄生虫に対する理解を深め、美味しい
お魚ライフを送っていきましょう!
最後によく鯛の口の中に入っているタイノエの写真でお別れしましょう。

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